ニハ (NIHA)

powder

EXHIBITION 熊谷卓哉|マトリョーシカのお手入れ
2022年08月02日㊋-2022年08月18日㊍
開催日. ㊋-㊎ 10時-18時
定休日. ㊏∙㊐∙㊊
ニハ. 〶606-8117 京都市左京区一乗寺里ノ前町24-7

EXHIBITION TAKUYA KUMAGAI|REPAIR OF MATRYOSHKAS
TUESDAY, AUGUST 02, 2022 - THURSDAY, AUGUST 18, 2022
OPEN. TUESDAY TO FRIDAY 10AM-6PM
CLOSE. SATURDAY TO MONDAY
NIHA. 24-7 SATONOMAECHO, ICHIJOJI, SAKYOKU, KYOTO 606-8117, JAPAN



STATEMENT 「ニハ」を始めて1年半ほど経つ。 建物の2階3階部分の改装は済んだが,今のところまだ事務所のような使い方しかしていない。 1階は手付かずだ。 元々ニハにはショップとしての構想が有り, 遅々とした歩みではあるが少しずつコンテンツになり得るモノづくりを進めている。 自分が請け負っている中で実現間近と言えるのは, オリジナルのガチャポンとカードダス(その名をアートダスと言う…)だろう。 ただ,彫刻に見立てて作ったそれら二つの筐体は現時点ではどちらも構造だけがあり, 中身が定まっていない,いわばガワだけが辛うじてある状態だ。 ニハにしても同じくガワとしての建物はあるにはあるが中身が定まっていない。 …何だか自分は外骨格的な奴だなと感じる。 いつまでも外側ばかり気にしていても仕方がないので,今回はこのニハという場で, 外側(構造)と内側(内容)を同時に作ることにした。 穴の空いたマトリョーシカをまとめて修復していくようなイメージに近いだろうか。 現場では過程の状態が補完されてく様が確認できるはずだ。 ちなみに中身を一緒に作ってくれると喜ぶ奴がここにいるので, 気軽に遊び(労働)に来てくれて構いません。
  テキスト 熊谷卓哉

ARTIST 熊谷卓哉|1987年京都府生まれ。2012年武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業。主な展覧会に個展「BANK ART UNDER 35 2022」(BANK ART KAIKO,神奈川,2022),個展「Sea Change」(武蔵野美術大学gFAL,東京,2021),「Rollin' Rollin'」(Finch Arts,京都,2020),「SUBJECT」(HOTEL ANTEROOM GALLERY 9.5,京都,2020年),「パープルタウンでパープリスム」(パープルーム,神奈川,2018年),「Tips」(京都芸術センター,京都,2018)等。また「RC HOTEL 京都八坂」,「波さがしてっから」等での展示企画やアートフェア「OBJECT」の運営も行う。









piechart

ニハ (NIHA)

STATEMENT 私たちは、「もの」と「アート」による新たな関係づくりをスタートします。 「ニハ」というコンセプトは、蕎麦における「二八」から拝借しました。これは江戸時代に蕎麦の値段が十六文であった頃の名残という説があります。2×8=16。値段を言っては野暮であるとの江戸っ子の隠語、なのだそうです。 翻って、アートの世界において、作品の値段というものは実に不安定です。 あるものは明らかに、かけた時間と材料費に見合っていなかったり、あるものはどう考えてもそれだけの価値があるとは思えない価格がついていたりします。 貴重な作品の値段が青天井なのは、極論すればそれが唯一無二のものであり、市場において取引されるからです。どうしてもそれが欲しい、という人が2人いて、お互いが相手が諦めるまでお金を積んでいけば、当然値段は上がります。 もちろん、大富豪が欲しがる有名作品でなくても、作品に「値段」がつくとき、そこには様々な要素(サイズ、材料費、運送費、人件費、キャリアや年齢、なんとなく売れそう、売れなさそう...)が絡んできます。そして、多くのアーティストが、こうした要素を「値段」という概念に変換することに躊躇している現状があります。そして、こうした曖昧さが、結果としてアートという営みの不透明さに繋がっているのではないでしょうか。これは個人の悪意や弱さの問題というよりも、いわば「暗黙のルール」というような、うやむやな商習慣の問題です。 私たちは考えます。 こうした現状にマーケットからではなく、「もの」から一石を投じることはできないか。 「告発」するのではなく、「開発」することで、クリエイティビティの宿った「もの」の新しい流通の形を作れないだろうか。 私たちは、クリエイティビティとフェアネスの実験を行います。 私たちは「もの」を作ります。「もの」には、価格が設定されます。その価格は、常にアーティストと私たちとの間で、20%または80%の割合で配分され、決定されます。 私たちが設定する20%または80%の「原価」は、私たちが製品作りに費やした時間、材料費、利益にもとづきます。アーティストが設定する20%または80%の「原価」は、あるアイデアに至るまでの時間、教育、利益にもとづきます。 この2つの「原価」が、私たちが作り、みなさまにお届けする「もの」の価格となります。

ABOUT US ニハは、メンバーとアーティストとの協業により、新たなものづくりを目指します。  NAME ニハ (NIHA)  BUSINESS CONTENT アートグッズ、アート作品の制作・販売/アートグッズの開発とアーティストへのマネジメント業務/その他上記活動に付随する一切の業務  ADDRESS 〒606-8117 京都市左京区一乗寺里ノ前町24-7   WEB niha.jp  MAIL info@niha.jp   instagram @niha_jp   twitter @niha_jp  

MEMBERS

櫻岡聡 SAKURAOKA Satoshi ギャラリスト。1981年北海道生まれ。北海道帯広畜産大学卒業。東京のコマーシャル・ギャラリー勤務を経て、2016年にFINCH ARTSを開廊。ギャラリー運営の他、展覧会企画、ホテルなどのアート・ディレクションを行う。主な展覧会企画に『自由の場所(菊畑茂久馬、西 雅秋、二藤建人、迫 鉄平、hyslom)』(京都精華大学ギャラリーフロール、2017)など。

熊谷卓哉 KUMAGAI Takuya 美術家。 1987年京都府生まれ 。2012年武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業。モノや場、行為などを「彫刻」と呼びうる成立条件を探り、様々なアプローチを展開する。近年は主に3DCGや3Dプリンターを用いた立体作品を発表している。 作家活動と並行して京都にてアーティスト・ラン・スペース「波さがしてっから」を共同運営。2018年より「RC HOTEL 京都八坂」ディレクター。2019年にはアートフェア「OBJECT」を共同で立ち上げ。それぞれで展示やイベントの企画を行っている。

沢田朔 SAWADA Saku 1991年埼玉県生まれ。東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。コマーシャル・ギャラリーでの勤務を経て、現在は京都市の若手芸術家支援組織に奉職。2019年、複合アートスペース「浄土複合」の立ち上げに参画、ウィンドウギャラリー「StandAlone」の企画も担当。

佃七緒 TSUKUDA Nanao 美術作家。1986年大阪生まれ。それぞれの土地に住まう人々の、日々の生活を構成する道具・家具・住居などの住環境や、その中での営みの情報を取り入れ、ドローイングや、日常でなじみのある素材を用いての立体および空間制作を行う。近年の活動に、2020年ALLNIGHT HAPS 2020「翻訳するディスタンシング」企画、2019年、飛鳥アートヴィレッジ参加、2018年「Artspace」(シドニー)で滞在制作(京都芸術センターエクスチェンジプログラム)など。

中家寿之 NAKAIE Toshiyuki 1989年長崎県佐世保市生まれ、京都芸術大学卒、京都府在住のデザイナー。京都芸術大学非常勤講師。2012年からNOSIGNER株式会社に勤務後フリーランスとして独立。アイデンティティ、書籍、展示会、パッケージ、サイン、ウェブサイトなどの分野で活動中。